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有限会社大塚製茶 代表取締役 大塚聡

当社は明治20年(1887年)に現在と同じ静岡県島田市の中でも広大な茶畑が広がる牧の原台地の南端部でお茶づくりを始めました。お茶を育てるのにこれ以上ないほどの好条件に恵まれた場所で茶業が営めるというのはこれほど幸せなことはありません。どれほど設備を整えても、どれほど土を改良しても、人間の営みで自然から与えられたものを超えることはできません。この場に工場を構えてくれた先祖に感謝の気持ちが絶えません。

会社としては、私の父の代に有限会社大塚製茶を設立いたしました。父は「畑の青虫」とあだ名をつけられるほど、日々畑を見回って大切に茶を育てておりました。その父が常々私に申していたことは「お茶工場を経営するというのは、ただ家族だけが食べていければいいという商売ではない。お茶師さんとお茶師さんの家族、そして私たちが製造させていただくお茶を育ててくれる農家さんと農家さんの家族、関わる人皆を養わなければならないので大所帯を抱えたつもりで仕事をしなさい。」ということです。自分たちの利益だけを考えるのではなく、小さいながらも社会にとって存在する意義のある会社にしていかなければならない、というのが父から教えられたことです。

私どもには、お茶を作るということを通して、大切な日本文化であるお茶を未来に伝えていくという大きな役目があると信じています。これからも、高品質のお茶を作り続けることで、いつまでもお茶が皆様を笑顔にする一助となるような飲み物であり続けるよう茶業に邁進していただく所存でございます。何卒今後とも、更なるご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

有限会社大塚製茶 専務取締役 大塚隆秀

私は父の業務をサポートしながら、一般的には茶業は斜陽産業だといわれる中で、どうすればこれからも茶を製造し続けることができるかを常々考えております。

今までの茶づくりが「職人技」「経験と勘」というものに偏重しているとすると、有限会社大塚製茶のお茶づくりはそこに「科学的な視点」や「物理学的な理論」を取り入れていることに大きな特徴があります。これからもおいしいお茶を皆様に飲んでいただきたい、お茶という文化的にも大切な飲み物を私たちの世代で絶やしてはいけない、とすれば私たち茶業者が考えなければならないのは「いかに効率的に、安定的においしいお茶を作るか」ということです。どれほどおいしいお茶であっても、誰にも手が出ないような価格だったら消費者の皆様は飲み続けられるでしょうか?とてもおいしいお茶ができた翌年に全くおいしくないお茶しかできなかったら消費者の皆さんはいつできるともわからない次のおいしいお茶を待ってくださるでしょうか?そう考えればおのずと茶づくりを気候や人間の感覚や時の運というようなコントロールがきかないものや客観的に測定できないものだけに任せておくことはできず、やはりお茶づくりに確固たる裏付けが必要となってきます。

おかげさまで、現在供給超過となっている茶業界において、当社のお茶は製造が終わる前に茶商さんからの予約注文で売り切れてしまう日がほとんど、という状態にまでご支持をいただけるようになりました。この品質を保つために、栽培においては土壌分析をして適切な指導をくださるパートナーや、土壌分析の結果を受けて真摯に土づくりに励んでくださる農家さん、また製造においてはこちらの細かい要求に的確に答えてくださる機械メーカーさんなど多くの方々のご協力なしには有限会社大塚製茶の茶づくりは成り立ちません。しかしまだまだ改善は終わりません。常によりよい茶づくりを目指していきます。皆様のご支援ご愛顧を切にお願いいたします。