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さすきの栽培へのこだわり

お茶は土の成分によって味が大きく変わります。すでにお茶にとって最適な土とはどのような土であるか?ということが研究によってわかっているため、私たちがしなければならないのは、実際に畑にある土をいかにその理想的な土に近づけるかということです。

たとえばどうも体調が悪い、というときにみなさんは病院にいって検査を受け、様々な分析結果からどこが悪くてどのような治療をしなければならないのかをお医者様に診ていただくと思います。それと同じように、さすきでは土壌分析の専門会社に依頼して土を科学的に分析していただき、その土をどうしたらお茶の栽培にとって最適な土にできるかを指導していただきます。

農家さんを指導する図 また、さすきのお茶は、自社で栽培したお茶の葉のほかに契約農家さんに栽培していただいた葉からできています。ということは自社所有の畑だけを改善してもお茶全体の味はよくなりません。そこで、上記の土壌分析会社に契約農家さんを一軒一軒回っていただき、それぞれの畑の状態に即した指導をしていただいております。契約農家さんの数は50件以上、それぞれに土壌の成分が違う畑を粒ぞろいの葉に育てるためにはこのような手間は欠かせません。

農家さんとの勉強会 さらに、契約農家さんには月に一度勉強会に集まっていただいています。どのタイミングでどれぐらいの高さにお茶を刈るのが良いのか、いつ何をどれだけ施肥施薬をするのが良いのか、ということを、契約農家の皆さんに勉強していただきます。たとえば刈り取り方でいえばほんの葉の数芽、茎の数ミリを取るかとらないかがお茶の葉の品質を大幅に左右するため、畑での作業のデモンストレーションや、モデル園を作って農家さんに見学をしていただく、また、FAXで様々な作業(刈り取り・施肥等)のベストタイミングをお知らせするなどして、さすきに集まる葉をとにかくベストの状態に持っていけるように最善を尽くしています。

そもそもどうして集まる葉の品質をそろえることに意味があるのでしょうか?ご家庭でのお料理を考えてみるとわかりやすいかもしれません。たとえば、ホウレンソウのお浸しを作ろうと思った時に、とってもおいしい最高の状態のホウレンソウもあれば、なんだか栄養不足の小さな葉っぱもあれば、収穫のベストタイミングを逃して大きくなりすぎた葉っぱもある、というような材料をいっぺんに料理したとすると、おいしいお浸しができるでしょうか?このようなホウレンソウをいっぺんにゆでれば大きなものにゆで時間を合わせればそれ以外はゆですぎになる、若いホウレンソウに塩加減を合わせればそれ以外のホウレンソウは味が薄すぎる、と最高の状態のホウレンソウが含まれているにも関わらずそのお浸しの味はめちゃくちゃになってしまいます。おいしいホウレンソウのお浸しを作るためには、まずホウレンソウ自体が最高の状態であること、しかも、均質であること、それらを最高の調理をして初めておいしいお浸しができます。

このような栽培指導が実を結ぶのには一朝一夕というスパンではできません。数年かけてようやく実を結ぶものですが、さすきの原料はすでに長年働いている茶師が「これは製造がしやすい。」とたしかな手ごたえを感じるまでに変化を遂げています。ほかのお茶屋さんがが簡単には真似できない葉で作り上げられたお茶がお楽しみ頂けます。

プロが語るさすきの栽培

農芸環理株式会社 齊藤様

農芸環理株式会社と申します。

大塚社長との出会いは6年前になります。お茶を飲んでいただく方々に毎年安定した美味しいお茶を届けたいという気持ちを強く持った方だなと感じました。その当時は良いといわれる資材、農法は全て試験栽培し、ご自身で製造、試飲をしていました。

弊社として提案させていただいた事は、土は日々変化しており気象条件、栽培方法によって毎年出来るお茶も変わってくるという事です。土を調べ、その土、気象条件にあわせた肥料設計、管理を徹底する事が1番大切になってきます。例えば、植物の根は土の肥料の濃さに反応して根を伸ばし、肥料の吸収を行いますが、雨の多少で肥料の濃さが変わり肥料の吸収量が変わってきてしまうのです。その変化にタイムリーに対応していかなければなりません。その都度現場にあった現地講習会や研修会を契約生産者様と行う事で、消費者の方々に毎年安定したおいしいお茶をお届けできるよう日々指導をさせていただいております。

さすき様の現在、これからのお茶にご期待ください。