数年後には見られないかもしれない景色「新茶の手摘み」

みなさんこんにちは!お茶のさすき園です。

日本一早い新茶が店頭に並んでから、早1ヶ月…

いよいよ本格的なお茶シーズンがやってきました!

お茶のさすき園がある 静岡県島田市 は、今まさに絶景が広がっています。

見てください、この美しい茶畑!

お茶の芽はツヤがあり、太陽の陽を浴びるとキラキラと輝くんです。

生命力に溢れた新芽の色、まさに「萌黄色(もえぎいろ)」そのものですよね。

お茶のさすき園では、この新茶の時期だけ「手摘み」でお茶の摘み取りをしています。

茶摘み はポピュラーな響きですが、実は

今現在日本における茶の摘採は、機械摘みがほとんど

なのです。

ではなぜお茶のさすき園では、お茶の手摘みを続けているのか…。

みなさんはどんな理由を想像しますか?

お茶のさすき園が「お茶の手摘み」を大事にする理由

①お茶の品質を大事にしたい

お茶の葉、特に新茶の葉は大変やわらかく繊細です。

手摘みをすることで茶葉が傷つきにくく、茶葉の品質を保つことができます。

また、手摘みによって茶葉に残る香りや風味がよく、お茶の味わいまで変わってきます。これは機械での収穫では再現できないものなのです。

②茶業の伝統を繋いでいきたい

「夏も近づく八十八夜〜…♪」これは、明治時代に作られた「茶摘」という童謡です。

みなさんも一度は耳にしたことがあるのでは?

タイトルの通り、初夏に見られる茶摘みの光景を歌ったものですが

初夏といえば、茶摘み。というイメージがみなさんに根付いているのも、お茶屋としては大変嬉しいことです。

こういった歌からも分かるように「お茶摘み」は日本の茶文化のひとつとして受け継がれてきました。茶業を続けていく上で、この伝統は決して絶やしてはいけないものだと感じています。

農業に関わる人口が減り、業務自体の効率化も言われていますが

それだけではない魅力が茶業にはあると感じています。

手摘みは大変な作業ですが、それを続けることで茶文化の継承を担うことができているのも、お茶のさすき園にとっては大事なことなのです。

③お茶の味へのこだわり

茶葉の品質は、お茶の味に直接つながります。

茶葉の良し悪しを的確に判断するためには、品質が一定に揃う手摘みが適しています。

品質を見極め、茶葉に合った火入れや加工をすることが

お客様に高品質なお茶を提供するためにも必要なことだと感じています。

④お茶に関わる人たちを大切にしたい

お茶のさすき園では、毎年静岡各地のお茶摘みさんたちが

新茶の時期に合わせてお手伝いをしにきてくださいます。

長年茶摘みに関わってくださったベテラン中のベテラン。みなさんのスピード・摘み取った茶葉の品質は素晴らしいものです。

この技術は、すぐに習得できるものではありません。

また「お茶摘みを機会に、みんなに会えるのが嬉しい」と言っていただけるのも、嬉しいのです。

お茶に関わる人たちを守っていくことも、お茶のさすき園の使命だと感じています。

手摘み茶を飲んで、お茶摘み文化を守ろう

お茶摘みの文化は、これからも守っていきたい伝統の一つです。

ぜひ一度、この手摘みのお茶を飲んでみてください。

濃厚でまろやまな旨味、お茶の素晴らしい香りを味わえるのが手摘みのお茶ですよ。

弥生の手摘み茶『豊寿』

日本一早い新茶「豊寿」は、ご自宅用から贈答用まで

  • 煎茶 10g/¥540(税込)〜100g/¥6,588(税込)桐箱入り
  • 豊寿+お茶菓子のセット
  • 豊寿+別銘柄煎茶のセット

さまざまな用途に合うサイズでご用意しています。

店頭・オンラインショップからの購入・ご予約を承り中です。

手摘みの新茶は数に限りがありますので、気になったらぜひお早めにどうぞ。

また来年、再来年と手摘みのお茶を作り続けられることを願って…。

皆様にお茶のさすき園の手摘み茶を選んでいただけるよう、これからも精進してまいります。

関連記事

PAGE TOP